太宰のファミリーが眠る菩提寺

2015年3月11日

たがめです!

 

皆様!大変です!

 

何と…

雪が降りました!

 

ずっと雪解けが進んで行って

「ばっけ」まで生えて

白鳥が雪解けの進んだ田んぼに落ちている米を食べて栄養を蓄えるなどなど

春に向かって進んでいるコチラ津軽。

 

でも雪が降って元通りの銀世界です。

最近チャリンコ通勤を復活させた私も今日はおとなしーく徒歩通勤です(^_^;)

 

さってさて。

話を変えまして。

今日はコチラを紹介したいと思います!

南台寺(なんだいじ)

正式には南臺寺と書きます。

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私は敢えて「南台寺」と書かせて頂きますが♪

 

金木駅を過ぎてテクテク歩いていくと徒歩8分程でコチラの場所に到着します。

南台寺は皆さんよくご存知の方も多いと思いますが

太宰治の小説「帰去来(ききょらい)」に登場する栗の木があり

太宰治の生家・津島家の菩提寺になっているお寺です。

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そして明治42年(1909年)から「日曜学校」が開催されています。

太宰の子守の越野たけがこの日曜学校で本を借りてきては幼い太宰に読ませたゆかりのお寺です。

 

そんな南台寺にある太宰のファミリーの皆様にお会いしてきました。

太宰本人は東京・三鷹の禅林寺に居ますが、

こんな目と鼻の先に有名人のお墓があるだなんて、大興奮!

 

たまたまお掃除をしていたおばあちゃんに許可を得て写真を撮らせて頂きました!

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正面に4つお墓が並んでいますが、

向かって左側の白っぽいお墓が太宰のお父さんである津島源右衛門(つしま・げんえもん)、向かって一番右側は太宰の一番上のお兄さんである津島文治(つしま・ぶんじ)のお墓です。

津島家の「直系」ということなので単独でそれぞれお墓があるとおばあちゃんが言っていました。

その他のファミリーの方は皆一緒に残りの2つのお墓に入っていると言ってました。

 

そしてコチラの鐘。

津島家が寄贈した鐘だそうで太宰もよくお参りをさせられたそうです。

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津島家もそうですが中でも目を引いたのがコチラ。

どーんっ!

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津島家のお墓の左隣にそびえ立つ非常に背が高いお墓。

コチラは「高橋昌五郎さん」という方のお墓です。

 

おばあちゃんに訪ねると

「金木の町の3分の2を占めるぐらいの当時のお金持ちな方」

とのことでした。

 

彼自身のお墓はもちろん、

南台寺入り口の門だったり燈だったり「高橋昌五郎」さんの名前がしっかり刻まれ

大正10年に寄贈の文字もしっかり残っていました。

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ちなみに高橋昌五郎さんは、

芦野公園に16ある文学碑のうちの1つでドクロの絵が刻まれた碑を建てた方でもあり、「骨になるまで奥さんを愛し続けるよ」という想いが込められた高橋さんご夫婦の金婚式を記念して建てられたものなのはだーいぶ前にブログでも紹介させて頂きましたね♪

過去ブログ→頑張る!!金木の高校生ガイドさん!!

 

そうそう、その高橋さんのお墓をよく見てみると…

お墓の中への立ち入りを防ぐためにかけられていたと思われる鎖が無くなっているんです。

おばあちゃんが言うには

「昔戦争で金属類が不足した時に回収されたんだろうね」

とのことでした。

 

 

…ということで、

たまに訪問すると面白い金木のお寺めぐりいかがですか???

 

南台寺(なんだいじ)

〒037-0202

青森県五所川原市金木町朝日山493

拝観料:無料

 

…ということで今日のブログはたがめでした。

 

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