しゃこちゃん、LOVE。
皆さま、こんにちは!!!
今日もバリバリ元気なコットンです
先日のアテンダントfacebookでもちょっと画像をアップしましたが、
先週の土曜日16日に、しゃこちゃんLOVEって思い知らされました(笑)
それが、先日ブログでも紹介した
津軽半島観光アテンダント&佐野忠史学員といっしょに歩こう田小屋野貝塚ウォーク
アテンダントを代表してコットンが皆さまと一緒につがる市を歩きました。
まず集合場所は、
つがる市らしく[しゃこちゃん広場]
津軽半島観光アテンダントとして活動してきたにも関わらず、亀ヶ岡遺跡のこともつがる市のことも、しゃこちゃんについても知識がないコットン。実際みんなと歩いて足手まといにならないか不安でいっぱいな気持ちを、
参加してくれた皆さんに、堂々とぶちまけ楽しんで歩くこと、そして何より参加して得たことを今度は自分たちが紹介できるようになりたいと意気込みを話したら、がっぱ、感動。あったかぁーーーい拍手で迎えてくれました。
で、緊張も解けたあとは
ラジオ体操
みんなでラジオ体操って学生時代以来ッ♪なんだかもう、ワクワクが止まらん(笑)
爽やかな気持ちになった後、突然始まった佐野さんの解説付きのウォーキング。
この、しゃこちゃん広場にあるしゃこちゃんの石像の後ろの、ここ。
この場所からしゃこちゃんが発掘されたそうです。
しかも発見のされ方が面白い。
1887年6月2日木曜日に、草刈り作業をしていた地元の人が
「わぃ、なんぼ疲いだ」(と言ったか定かではないですが(笑))
と、上の画像の中央の草むら奥の斜めになっている木の下あたりで休んでいたら、
足が見えたそうです。なんだべなぁーと掘ったらしゃこちゃんだった。
その後は、この土地の持ち主がずっと家で保管していたものの、これはッ!!!!
ということで、1958年に国の重要文化財に指定され東京国立美術館に保管されるようになったそうです。
このしゃこちゃん、重さは1.44㎏で長さは34.5cmあるそうです。
そして、しゃこちゃんはいろんな所で見かけますが、本当のしゃこちゃんは左足が無い。
そして、このしゃこちゃんが発掘された場所の反対側に電柱があります。
そこからは何とッ!!!日本で一番古いガラス玉も発見されました。これが、弥生時代のガラス玉だそうです。
一体、全体、何でこんなに貴重なものが次から次へと発見されるのか、それが分かるのも時間の問題です。
さぁて次は、田小屋野へ・・・
こんな細い道を歩み進めていくと、
こんなに綺麗な景色が見えます。そのくらいちょっとした高台に登っています。
ちなみに、青いポロシャツを着て拡声器を持っているのが佐野さんです。
この綺麗に見えている景色、田んぼの所。ここは、6千年前までは水深5~10mの海だったそうです。山の物と海の物を食べて生活を送っていました。しかも、特にこの地域の人が食べていたものは[うさぎ]だったって。だからこそ、貴重なものがこの地域から発見されるそうで、土器もしゃこちゃんも漆塗りの土器もいーーーーぱい。
そんな沢山の物が発見される中、驚きのものが発見されたのがこちら。
よそ様のお家の庭なんですが、発見されたのは何とっ!!!!!
人骨
それも、女性だったそうです。
貝塚の下から20cmの場所で発見され、やはり埋葬したものだろうと断定したみたいです。
この地域は掘ったら、それこそいろんなものが発見されるんじゃないかってくらい。家庭に一つ以上は土器などが飾っているかもしれませんね。
そんな話を聞きながら時間も忘れて進んでいくと、甘いいい匂いが
大量のメロンとすいか。
しばしの休憩タイムでジュワーーっと垂れるメロンの果汁(?)やすいかの果汁(果汁)なんて気にせず平らげちゃいました。さすがッ、つがる市。と言わんばかりの美味しさとおもてなしでコットンの胃袋まで持ってかれました(笑)
どうりで、歩く先々に
こんなにスイカがある訳だ。
この休憩場所が真ん中だとすると、右側が縄文初期、その隣が中期、その反対が後期。と、先ほど案内した海だった場所を拠点に時代を変えて住民も移動していったそうです。
こんなにも身近に時代を感じれる場所があったこと、そしてこの貴重な場所・ものを大切に保管し育てている住民の関心の高さ。すべてに感銘を受けました。
ここ、亀ヶ岡遺跡は
「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産登録を目指しています。
いつか、世界遺産になった時では遅い。その前に、皆さまに十分に見ていただき知って頂き応援してもらいたい。そんな地元住民や関係者の皆さまと共に微力ながらアテンダントも活動していき、皆さまにご案内していきます!!!!
で、この話にはまだ続きがありますがそれはまた後日。
っつーことで、今日はちょっと賢くなったコットンの遺跡の話でした。