太宰の町、金木。
みなさん、こんにちは!みっちょんです(*´▽`*)
今日は朝からスッキリ青空の津軽です。
こんな日はどこかに出かけたくなりますねー♪ 春はもうすぐ!
つい先日、原田マハさん著の「奇跡の人」を読んだばかりのみっちょん。
「奇跡の人」と聞くとみなさんはどなたを思い浮かべますか?
迷わずヘレン・ケラーですよね(*^_^*) 弘前、金木を舞台にした三重苦の女性の話がこの原田マハさんの「奇跡の人」
川倉地蔵尊も登場するし、津軽鉄道も登場する。そして、この三重苦の女性は弘前のお金持ちのお家の長女なのですが、別邸が金木という。
これを読みながら、別邸=斜陽館を思い浮かべながら物語を読んでいったのです。
あ。雲祥寺も登場しますヨ。
斜陽館。作家・太宰治の生家。
あまりにも馴染み深すぎて、6年前のアテンダント新米の頃にみんなで見学に行った時にさらりと紹介しただけだったようなので今更ながら改めてご紹介。
太宰治……本名、津島修治の生家が現在の斜陽館。
津島家は大地主で、明治40年に金融業店舗を兼ねた和洋折衷の邸宅が新築されました。
当時のお金で4万円。今の金額に換算すると7~8億円にもなるというこの建物は弘前の堀江佐吉に設計を依頼し、建てられたものです。
この堀江佐吉さんもすごい人なのですよ!
弘前市内にある第五十九銀行(青森銀行記念館)や旧市立図書館などを手掛けた名棟梁。
青森ヒバを中心にケヤキやタモなどを構造材として使用し、どっしりとした重厚感があります。
国の重要文化財にも指定されています。
そして…室内にある仏壇がこれまた豪華!
今、同じものをつくろうとすると2000万円ほどもかかるとか!!
何から何までスケールが大きいΣ(゚Д゚)
また、使用人専用の階段などもあってみっちょんはこれにビックリしました。
懐かしの写真。みんなで覗き込んでいるのがそうですね( *´艸`)
太宰が青森中学に進むまで過ごした家、として見るもよし。建造物として見るもよし。
どちらにしても見応え十分な施設です☆
太宰治記念館「斜陽館」
住所:〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山412-1
電話:0173-53-2020
営業時間:8:30~18:00(5~10月)
9:00~17:00(11~4月)
休館日:12月29日
入館料:個人 500円(一般) 300円(高・大) 200円(小・中)
団体 400円(一般) 200円(高・大) 100円(小・中)
津軽三味線会館との共通券もあります♪
個人 900円(一般) 500円(高・大) 300円(小・中)
団体 810円(一般) 450円(高・大) 270円(小・中)
※団体料金は20名以上まとめて購入時に適用
ちなみに…4月からは全ての入場券が斜陽館、三味線会館どちらでも購入可能になります!
どんどんポカポカ陽気になるし、これはみなさん金木に出かけてゆっくりと散策しながら斜陽館で太宰に想いを馳せてみるしかないんじゃありませんか~☆
津軽鉄道 金木駅から徒歩7,8分。