中泊メバルフォーラム2018行ってきました!
皆様、こんにちは!
おゆきです。
最近、ぽかぽかと暖かい日が続き、こんな天気が続けばいいなと願っている今日この頃。
なのに!
天気予報を見ると、津軽は明日から雨模様…なんと来週木曜日11月1日まで…長いわ!
秋の天気は変わりやすいので、変わることを期待!
話は変わりますが、旅行を計画するとき、皆様は何に一番重点をおきますか?
これは人それぞれだと思うのですが、おゆきは断然『食』です。
その旅先の美味しいものが食べたい!
それに尽きるのです。
ここ青森県にも新・ご当地グルメが5つ誕生しています。
そのうちの一つが「中泊メバルの刺身と煮つけ膳(通称メバル膳)」
中泊町の新・ご当地グルメ誕生から3年間の歩みや今後を議論するというイベントが昨日開催されました。
平成30年10月25日(木)
中泊メバルフォーラム2018
始まる前の緊張感。
13:30 ピッピッピッポーン!
エフエム青森公開録音でしたので、産地直送旅番組「津軽へ行こう!」
のパーソナリティ・境香織さんと藤田絵里賀さんの司会でスタート!
おゆきの撮影が下手なので…境さん(左)が目をつむっていますが💦
間近で見てもすごくお綺麗な方でしたよ!
藤田さんが可愛いビューティだとしたら、境さんはクールビューティ✨(おゆきの勝手な感想)
まずは、主催者 中泊町の濱舘町長のご挨拶。
こういうフォーラムは堅苦しいイメージで緊張しがちですが、さすが濱舘町長ウィットがきいたトークで一笑い。
会場のムードを一気に和ませます。
続いて、中泊メバル料理推進協議会の中畑会長のご挨拶。
そして第1部。
プレゼンター、鈴木メバルーさん(中泊メバル料理推進協議会事務局長 兼 中泊町水産商工観光課課長補佐)
による「大ヒット!中泊メバル膳3周年記念スペシャルDVD」上映です。
皆様にも特別に一部公開します!
当初は、中泊町の特産・活イカで話が進んでいました。
ちなみに、プレゼンターの鈴木メバルーさんもこの時は鈴木活イカさんだったらしいです(≧▽≦)
幻の活イカ御膳↓
ヒロ中田さん登場!何度も試作品を出す日々。
お店の方々の緊張感が伝わってきます・・・。
だんだん形になってきたか⁈
食の専門家たちが何度も集まっては試作、試食を繰り返す日々が続きました。
この映像を見ているとき、会場に流れていたのは、ゆず「栄光の架橋」♪(どうでもいいけど、おゆきの好きな曲)
♪誰にも見せない泪があった
人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった
けれど確かに歩んで来た道だ♬
きっと開発に携わった方はじーーーんと胸にくるものがあったと思います。
泪がでるのは、一生懸命頑張った人しか味わえない感情だからです。
さて、そんな開発者たちの努力が実り、
中泊町の新・ご当地グルメ【中泊メバルの刺身と煮付け膳】が完成!!
中泊町は青森県でメバルの水揚げ量1位ということで、「ウスメバル」一尾をまるごと刺身、あぶり、煮付けでいただける御膳が誕生!ちゃんと「活イカ」も刺身でつけました。
でも、デビューして味がよくても大ヒットするまではそう簡単にはいきません。
とにかく、県内外PRして歩きました。
濱舘町長自ら率先して、PRしました!
時には、濱舘町長と鈴木メバルーさん自らメバルになってメディア出演も♪
その努力の甲斐あって・・・メバル膳は1万食、2万食・・とヒットしていきました。
ちょうど〇万人目!になったお客様には、このように表彰&新鮮なメバルなどの進呈がありました。
そしてとうとう2015年7月3日にデビューした「中泊メバルの刺身と煮つけ膳」は累計販売、
なんと!
6万食を突破!
人口を超えればヒットだとするこの新・ご当地グルメ。
中泊町の人口が約11,000人。
約6倍なんです!!
それだけの人が、中泊町にこの新・ご当地グルメ「中泊メバルの刺身と煮付け膳」を食べにやってきたのです!
当然、町に及ぼした経済効果はすごいです!
約3億4千万円!!
その間にも、さまざまなアプローチは続きます。
中泊町の小学校の給食にもメバルの煮付けが登場。
濱舘町長も一緒に給食をいただきました。
地元の子供たちにも中泊町のメバルの美味しさを知ってもらいたいという思いからだそうです。
メバル膳のヒットだけで満足するのではなく、その間も中泊町のチャレンジは続きます。
第2弾は、レンジでチンするだけでメバルの煮付けが食べられる「中泊メバルでチン!」(愛称メバチン!)
第3弾は、高校生が考案した「中泊はメバ焼き!」(愛称メバ焼き!)
※津軽海峡メバルをかたどったお焼きで粒あん・ブルーベリーあん・トマトあんの3種類。
第4弾が、先日、平成30年10月17日デビューした「中泊メバルせんべい」(愛称メバせん)
メバル御膳だけでは終わらない!
中泊メバル料理グランプリ2018も開催されました。
メバ膳を提供しているお店が新たなメバル料理を作り、それをお客様に食べていただき、評価するもの。
ノミネートされたメバル料理も店舗によって提供されました。
たくさんの方がこのグランプリに参加。
ここ最近では一番の賑わいだったそうです。
中泊メバルの刺身と煮付け膳(愛称メバ膳)の空前のヒットの火付け役である
ヒロ中田氏(株式会社リクルートライフスタイルじゃらんリサーチセンター エグゼクティブプロデューサー)
の基調講演も大変貴重なお話でした。
ヒロ中田さんは、空飛ぶプロデューサーと言われ全国各地で新・ご当地グルメを次々誕生させた敏腕プロデューサーです。
プロデュースした新・ご当地グルメは、累計500万食、経済効果は約250億にもうすぐ到達とのこと!すごい!
ヒロ中田氏の食にこだわる理由は5つ。
①旅行者が「それ」を求めている
②地域性&オリジナリティを出しやすい
③商品開発にあまりコストがかからない
④失敗したらやり直し可能
⑤インバウンドマーケットにも十分適用する
なのだそうです。
例えば、この那須の内弁当(なすべん)
8年で25万食突破!
画像だけでも食べたくなりますもん!
それ以外にも、県外ですがご当地で食べれる3時のおやつ、喫茶メニューや夜の居酒屋メニューも展開しているそうです。
新・ご当地みやげで爆発的人気なのがこちらの加賀乃酒(4,580円)
美味しいお酒はどこにでもある。各地で有名な焼き物もたくさんある。
その中でなぜ人気なのか?
このようなお酒とおちょこのセット販売というのが全国でも例をみないとのこと。
しかも水の美味しい加賀、九谷焼のおちょこ。
それだけでなく、おちょこは毎年デザインが変わるのだそうです!
この特別感!で昨年、今年と売り切れで幻の酒となっているのだそうです。
また、青森県の新・ご当地グルメのひとつ、平内ホタテ活御膳(¥1,500)
で有名な平内町は全国初の新・ご当地レストラン「ホタテ一番」
を今年5月8日にオープンしました♪
この後の第2部パネルディスカッション「メバルでまちおこし!」で話されていましたが、
このご当地グルメ専門レストラン「ホタテ一番」は大変人気で、一日平均200名が入る盛況ぶりで、一番長い行列で約2時間待ちもあったそうです。
2時間になるとさすがにイライラモードのお客様も食後はニコニコご機嫌で帰られたそうです。
相乗効果も絶大で近くにあるホタテ広場にも集客あり。
ただ残念ながら、活ホタテにこだわっているため9月からはお休みしていて12月には復活予定とのこと。
また県内外の人がポスターを見てくるお客様が多く、青森県新・ご当地グルメ5か所を食べ歩きしている方も多いそうです。
これから2030年までを目安としてのインバウンド対策やこれからのご当地グルメ、ご当地土産などの展開についても、
ユーモアを交えて話されたパネルディスカッション。
飽きることなく面白く拝聴させていただきました。
閉会の挨拶は、中泊メバル料理推進協議会副会長 奈良さん。
このお店は、青森県5つの新・ご当地グルメ22店舗提供しているうち、3店舗のみ ※「テン・サウザンド・レストラン」
byヒロ中田氏 に選ばれているお店です。
※新・ご当地グルメを1年間で1万食売るお店
ということで、大変ためになった中泊メバルフォーラム2018。
すごく貴重なお話で行ってよかったです。
もっといろいろ聞いたのですが、まだまだ書きたりないくらい笑
その熱い思いがこの長い文章になってしまいました<(_ _)>
最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
そしてもっと聞きたい方はおゆきに会いに津軽へ来てください( ´艸`)
せばね(^^)/